11日の 喧嘩

11日、獅子丸を 抜歯で 動物病院に預けた日。

その日の夜は、わたしは 追い詰められていた。
夫が 独身気取りで 友人と飲み歩くこと、など、
くちにしたり、わたしのことを ちくちく非難しいびり出した。

誠意ある対応は、まるで得られぬばかりか、
叩きのめす言葉しか出さなかった夫。

確か、もう何日も 耐えていたかと思う。
そうして、なにかがきっかけで、
泣いていた私は、手元のコップを 目の前のテーブルへ たたきつけた。

夫は 驚きそうして、
こんなやつおいとけん でてけ
金はやらん 野垂れ死のうが知らんでてけ 云々

となった。

私は、
不誠実な対応しかできない夫に、悲しみを覚え、
まともに話を取り合わない夫に 嘆いていた。

猫たちは、とっさにさけた。


次の日 夫に 昨日はごめん、出ていかなくてもいいか ときいたら、
うーん、うん とか 寝ながら言う。

そうなのだ。
夫は 本当はすべてわかっているのだ。
わたしを 悲しませていることも、なにもかも。

わたしの抗議だったが、さらに 痛めつけられておわった。

私は、あの男の、憂さ晴らしの 道具ではない。
あの男の、あたりちらす 受け皿ではない。

わたしだってそうだ。
投げつけたくなんかない。


コップ一つ たたきつけたぐらいじゃ収まりきらない悲しみがある。怒りもある。

みんにゃ ごめんね。
お母さん、あれは おとうさんにも あなたたちにぶつける気はなくて、
いつも 暴力暴言などで わたしを いたぶる夫に 反抗したんだ。

その後みんにゃは、私のそばにいてくれた。
泣いて泣いて、泣きとおした。

今は 胸の苦しさが収まらない。

穏やかにしているが、あの人は、
すべてわかって やっている。
私を苦しめていることも、
すべて、すべてわかっている。

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by jador07 | 2017-09-15 10:45

カタルシスを得るために


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