祖母

昨日の夫の言葉、別に、わたしをおもっての言葉ではないそうだ。
思いやりもない人に、強制的に面倒見させるつもりはない、という意味だった。

私の労働力を当てにしている人に、使われるのが嫌だなあ。。。

昔、私の祖母は、わたしをよく使っていた。

家族の中で一番年端が行かなかった私を、よく利用していた。
ちょっとの用事(買い物や薬)でもわたしを動かして、
よく、自分の娘が家にいたときも、よその人が遊びに来たときも、私が断れないことをいいことに、わたしを動かした。
わたしが一番、抵抗力がなかった。いうなりだった。

本当は嫌だったけれども、 怖いから、 ...うん... といって、使われていた。
わたしからすると、恐ろしい祖母だった。

ご飯は少しでいい、とかいって、母親がみていないところでは、ものすごく食べていた。
必ず、父のいる前では残すくせに、影でたくさん食べていた。
その変わり身といったら、子供の目から見ても、あきれるほどすごかった。

父親の前では、弱い母親で、
私たち、嫁孫の前では、意地悪でずるい姑だった。

みんな、苦労した。

それは祖母が死ぬまで続いた。

祖母は、母、姉、とくに私の悪口を、自分の子供に行って聞かせていた。
祖母が死んだときには、息子からいわれた、
「お前たち家族は、俺の母親の面倒をみなかったんじゃないか。」 と。

冗談ではない。どれだけの苦労か、まったく知りもしない言葉だった。
父はいった。「お前たち、俺たちが今までどれだけ苦労してきたのかわからないだろう。」

家庭内は、祖母のおかげで分断されていたし、空気は冷たかった。
母は、嫌なことをされながらも姑の世話をした。見ている子供も、つらかった。
夫に暴力を受けながらも、義務をはたした。

祖母は、自分の子供の前では、私たちの悪口を、平気で言っていた。

母親には意地悪をする。お金には汚い。 私を悪く言うこともする。怖かった。
おおきくなってからは、係わり合いになりたくなくて、無視していた。

あるとき、無視している私に、へらへら笑いながら、祖母が、近くの診療所に、薬をとりにいってくれと私に頼んだ。

わたしは嫌だった。最初は無視していたけれども、とりにいってやろうか、そう思い直してとりにいって、だまって部屋に薬を置いておいた。

それが、悪い結果となった。 今おもってみても、祖母は、わたしを利用しながら、当てにしていたのだ。絶対に、自分を裏切ることは、たてつくことはできないだろうとおもっていたはずだ。

わたしが無視をした、といって、祖母は寝付いた。
かなりショックだったらしい。断られたことが。

わたしが薬をとりに行っていたことをしらず、お薬を自分で取りに行ったそうだ。
そうしたら看護婦さんに、わたしがとりに来たことをしらされて、ショックを受けた。

ねこむ。ねこむか?
祖母は、かなりダメージを受けていた。
鼻から血を流し、言葉は たどたどしく要領を得ない。手は震えている。

...。 この仕打ち。
わたしは、完全に悪者になった。

わたしは家族によく利用された。
一番下だったから、
おばあさんにものを言うときは 母や姉に利用され、姉には、「お前は敵の側の人間だ。なにも考えてはいない。」といわれたり、父や祖母は、わたしになついて欲しがった。
間に立たされたし、嫌なそしりも受けたし、もう利用されたくない。

わたしに、思いやりはある。やさしさもふんだんにある。

でも、ずるい人間に使われると、ろくなことはない。

彼の母親は、どういう人間だろう。
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by jador07 | 2008-12-26 16:46

カタルシスを得るために


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